2026/04/15 20:13

ピカーニャという言葉を聞いたことがありますか?


アルゼンチンの肉、と聞いてピンとくる方はまだ少ないと思います。でも、アルゼンチンに住んでいた僕からすると、アルゼンチンの肉のないアサードなんて、カレーライスのカレーがない状態と同じくらい考えられないんです。

アサードで使う代表的な部位といえば、ランプキャップ。牛のお尻の上部にある部位で、脂の帽子をかぶったような独特の形をしています。

焼き方がまたシンプルで、脂身を上にして塊のまま遠火にかけて、ひたすら待つ。25〜30分後に切り分けて、粗塩をひとつまみ。それだけです。

この肉を初めて食べたとき、アルゼンチン人の友人が「どう?」って顔を覗き込んできたんですよ。僕が黙って食べ続けていたから、心配したみたいで。