2026/05/14 11:09
やりました。ついに。
先週の休日、自宅の庭でアサードをやりました。
友人たちに声をかけたら、何人か来てくれて。炭に火をつけて、ワインを開けて、みんなでだらだら話しながら待つこと1時間ちょっと。アルゼンチンに住んでいた頃に何十回もやった、あの時間の流れがそこにありました。
アサードの肉(ランプキャップ)を脂身を上にして遠火に置いて、25分ほどひたすら待つ。触らない、ひっくり返さない。友人に「まだ?」と聞かれても「まだ」と答える。ここが一番の修行です。
で、切り分けたんです。
岩塩をひとつまみ振って、「どうぞ」と出した瞬間、一口食べた友人が「なにこれ、うまっ」って言いました。
それだけで、もう十分でした。
おいしいおいしいと食べてくれる友人たちを見ながら、ふと思いました。
あ、これがやりたかったんだ、と。
アルゼンチンから帰ってきて、日本にアルゼンチンビーフを届けようとPampa Carneを始めて、いろいろあって今日があるわけですが、突き詰めると本当にシンプルで。大切な人においしいものを食べてもらいたかっただけだった。
アサードには、それを自然にやらせてくれる力があります。火を起こして、肉を焼いて、一緒に待って、一緒に食べる。それだけのことなのに、なんでこんなに豊かな気持ちになるんだろうと思います。
アルゼンチンの友人たちが毎週末やっていたことの意味が、日本の小さな庭でまた少しわかった気がしました。
次は、あなたも試してみてください。


